2008年6月アーカイブ

多重比較検定

医学研究では3群以上のデータを扱うことが結構あると思う。統計ソフトでもソフトによりいくつかの方法が提供されている。もちろん、それで十分に差が検出できれば、何の問題もないのだが、検出力がいまひとつでもう少し検出力の高い方法はないかと思ったりすることがある。

統計的多重比較法の基礎」には、パラメトリック、ノンパラメトリックの多重比較検定が複数解説されている。どの方法をどのような多重比較に使うか、検出力はどの方法がすぐれているか、など詳しく解説してある。数式もたくさん出てくるが、拾い読みするだけでもとても役に立つ。なかには、ANOVAが前提になっていない多重比較検定を行う場合にはANOVAを行わない、など知らないとびっくりするようなことも記載されており、多重比較検定をしたいときに大きな助けとなる。

理論が分かれば、あとは望みの検定方法をどのように実現するかである。もちろん、お持ちの統計ソフトで実現できるればよいのだが、できないこともある。慣れないとちょっとハードルは高いが、Rというフリーの統計ソフト(Rjp-Wiki)と、多重比較検定のための関数(Rによる統計処理)を使えば、「統計的多重比較法の基礎」にある検定方法を実現できる。R-Tipsには画像入りでインストールの説明や、使い方が丁寧に解説してある(この方法は、自分で関数をRに組み込むことになるため、利用は自己責任で)。

Rを使うかどうかはともかくとして、多重比較をきちんと知りたい方には、「統計的多重比較法の基礎」はお勧めである。

リニューアルしました

BeConSim Monitoringのニューバージョンをアップロードしました。

バグを教えてください

BeConSim Monitoringは、個人で作成したPK/PDシミュレーションソフトです。もし、バグを発見した方はinfo@masuinet.com(@とピリオドを半角文字に置き換えてください)まで、ご一報くださいますようお願いいたします。

簡易マニュアル

1. ライセンス登録はメニューから「ヘルプ」-「ライセンス登録」をクリックし,登録情報を入力してください.

2. 以下のいずれかの操作で「Infusion Setting」ウィンドウが表示されます.
・ 「注射器」アイコンを押す.
  ・ メニューから「ウィンドウ」-「投与設定」をクリックする.
  ・ メイン画面の右側の「CIV 0 mL/hr」と書いてあるところをクリックする.

 投与速度や時間を入力してボタンを押すと,入力した情報どおりのシミュレーションを行います.

3. 投与速度やボーラス投与量等の誤入力の際には,以下のようにして
  投与情報を削除してください.
  (1) 「Infusion Setting」ウィンドウ内の「Table」ボタンを押すか,
    メイン画面メニューから「ウィンドウ」-「投与速度表」をクリックしてください.
    「Infusion Data」ウィンドウが表示されます.
  (2)ご入力した投与情報をクリックし,「Delete」ボタンを押してください.
  (3)Fentanylの情報を表示する場合には「Propofol」と表示されてる部分を
    クリックし,「Fentanyl」をクリックしてください.

4. メニューから「ウィンドウ」-「投与設定」をクリックすると,PlayPanelが表示されます.
  PlayPanel上のアイコンをクリックすると以下のように動作します.
   Sim, RSimアイコン:BeConSimと同様の動作をします
   早送りアイコン:一回押す毎に,高速シミュレーションモード→シミュレーションモード→高速・・・
   時計アイコン:未来の投与情報を破棄して現在時刻に戻ります
   +・?アイコン:グラフのX軸のスケールを変更します
   矢印アイコン:グラフを左右にスクロールします

ユーザ登録

BeConSim Monitoringは、ユーザ登録をしなくてもお使いいただけますが、試用中は
  (1)およそ3分でソフトウェアが自動的に終了
  (2)高速シミュレーションモード・早送りの使用ができない
という機能制限がございます。

ユーザ登録をご希望の方は
  (1)登録を希望するソフトウェア名
  (2)ユーザ名
  (3)ユーザのメールアドレス(フリーメール、携帯メールは不可)
  (4)ユーザの氏名
  (5)ユーザの所属施設
をinfo@masuinet.com(@とピリオドを半角文字に置き換えてください)宛にお送りください。
折り返し折り返し、ライセンス・キーをお送りします。なお、ライセンス・キーの発行は1~2ヵ月に1回の頻度で行なっておりますのであらかじめご了承下さい。

ダウンロード

ここをクリックすると、インストーラ付きのBeConSim Monitoring ver2.4.13 (2008.12.09 updated)がダウンロードできます。
ダウンロードしたZipフォルダの中にあるsetupというアプリケーションファイルを実行してください。


BeConSim Monitoringの古いバージョンをお使いの方は、お手数ですが以前のバージョンをアンインストールしてから、新しいバージョンをインストールしてください。ライセンスキーは、前バージョンのものをそのままお使いいただけます。

アンインストール方法
(1) Windowsの「コントロールパネル」の中の「プログラムの追加と削除」をクリックもしくはダブルクリック
(2) しばらくすると表示されるソフトの一覧から「BeConSim Monitoring」をクリック
(3) 表示された「変更と削除」ボタンを押す


また、PCに詳しい方で、以前のバージョンをインストールなさっている方は、次の方法でもバージョンアップできます(ファイルはここ)。
(1) BeConSim Monitoringのソフトウェア本体のファイルをダウンロード
(2) 既にインストールされている本体のファイルを新しいファイルと置き換える

ソフトの概要とご利用条件

BeConSim MonitoringはWindows上でPropofol(Marsh/Paedfusor), Fentanyl(Shafer), Remifentanil(Minto)の血中濃度および効果部位濃度をシミュレーションするソフトです。
ソフトには使用方法の説明が付属しておりません。本ブログの「使い方」をお読みください。

予測血中濃度や予測効果部位濃度について知りたい方は、「薬物動態力学」カテゴリに説明がありますので、お読みください。


[利用条件]
BeConSim Monitoring(以下、本ソフト)は、臨床使用目的ではご自由にお使いいただけます。再配布もご自由に行っていただいてかまいません。
研究目的でお使いの場合は、研究でご使用頂く前に、メールにてinfo@masuinet.com宛にご一報ください。基本的には共同研究を条件としたご使用とさせていただいておりますが、場合によってはご発表の際にソフトを使用した旨を明記していただけば十分な場合もございます。

本ソフトを使ったことにより、お使いのPCや臨床麻酔、研究等で問題が生じたとしても、本ソフトの開発者は責任を負いかねます。本ソフトは、利用者の責任においてお使いください。

なお、利用条件をお守り頂けない方のご利用は固くお断りいたします。
上記以外の目的でご利用をご希望の場合は、ユーザ登録時に利用目的を明記してください。目的によってはユーザ登録をお断りすることもございますが、あらかじめご了承ください。

BeConSim Monitoring

version 2.3.12をアップロードしました。
本バージョンから、remifentanilのシミュレーションができるようになりました。

まず、「はじめに」をお読みください。利用条件等の記載がございます。


また、2008年5月をもちまして、BeConSimおよびBeConSim FentanylのWeb配信を終了させていただきました。

以前より、BeConSimおよびBeConSim Fentanylをお使いの方は、以下をお読みください。
[警告] BeConSimおよびBeConSim Fentanylでは、PKパラメータを変更できます。このことから、理論的にはBeConSimにより、RemifentanilのTCIが実現できそうですが、ポンプ制御の問題等から、BeConSimは正しく動作しません。万が一、自己責任でお試しの先生がいらっしゃいましたら、FentanylおよびRemifentanilのTCIをBeConSimもしくはBeConSim Fentanylで行うことは絶対にお止めください(BeConSim Fentanylはβ版、すなわちお試しバージョンとして配信しておりました)。

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